診療内容
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専門領域
- 全身の総合画像診断
- 肝癌に対する経動脈的、経門脈的治療
- 消化管出血の動脈塞栓術
- 胆管系疾患に対する低侵襲性治療(ドレナージ、ステントなど)
- 血管系病変に対するカテーテル治療
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診療内容
- (1)単純レントゲン写真, CT, MRI, 消化管造影などの全身の総合画像診断
- (2)高性能マルチスライスCTを用いた3次元、4次元画像診断
- (3)核医学、PET診断
- (4)動脈塞栓療法や胆道ステントなどの画像診断装置を利用した低侵襲性治療(インターベンショナルラジオロジー・IVR)
特色としては、心臓カテーテル治療、大動脈ステントグラフト治療や脳血管内治療以外のあらゆるIVR治療を施行可能であり、多種多様なIVRに対応する経験豊富なスタッフを有しています。
(施行可能なIVRの例)
肝腫瘍に対する動脈塞栓術や動注化学療法、リザーバー留置
CVポート留置
脾動脈瘤、腎動脈瘤、腸骨動脈瘤など内蔵動脈瘤の塞栓術
大血管、末梢血管の閉塞性疾患のIVR
血管奇形に対する硬化療法、塞栓術
喀血、消化管出血、術後出血、腹腔内出血、産科出血などに対する緊急止血術
悪性腫瘍のアブレーション(主にラジオ波焼灼)
胆道閉塞、膿瘍に対するドレナージ術、ステント留置術
乳び胸、乳糜腹水に対するIVR
門脈圧亢進症に合併する病態(静脈瘤、腹水など)に対するIVR(B-RTO、TIPS、PVSなど)
あらゆる腫瘍に対する生検
経皮的椎体形成術(PVP)
経皮経食道胃管挿入術(PTEG)、経皮内視鏡的胃瘻造設術困難症例など
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特殊性
- (1)CT、MRIなど各種画像診断を有機的に結びつけて正確な診断を行なうことにより、適切な治療を実現している。
- (2)近畿大学高度先端総合医療センターのPET分子イメージング部と密接な連携を保ち、精度の高い全身画像診断を行なっている。
- (3)診断困難な肝癌の診断、治療のため、血管造影で留置したカテーテルから造影する血管造影下CT(CTAP、CTHA)を行なっている。
- (4)画像診断装置を利用した低侵襲性治療(インターベンショナルラジオロジー・IVR)として肝癌に対する動脈塞栓術、動注療法を積極的に行なっている。また、動脈瘤のコイル塞栓療法や胆管系、血管系のステント治療も行なっている。
- (5)脳核医学、心臓核医学においてコンピュータを用いた最新の解析方法を取り入れている。
- (6)核医学治療(RI内用療法)としてメタストロン(Sr-89)による骨転移疼痛緩和、ゼヴァリンによる悪性リンパ腫の治療に取り組んでいる。
- (7)MRI、RI、PETを用いた認知症の早期診断に取り組んでいる。
- (8)院内外の各診療科専門医とカンファレンス交流を進め、画像診断のレベル向上を図っている。
研究内容
CT、MRI,核医学(SPECT)など各種画像診断の診断能向上の為、最適撮像法や画像の解析技術に関してソフト、ハード両面で開発の為の基礎的、臨床研究を行なっている。さらに、近畿大学高度先端総合医療センターのPET分子イメージング部と密接な連携を保ち、PET/CT診断に関する研究も行なっている。
院内外の診療科と緊密に連携して、全臓器にわたり貴重な症例を蓄積しており、疾患と病理診断、画像診断の密接な関連付けに取りくみ、病理的裏づけのある画像診断所見を明らかにする研究を行なっている(Pathological correlation study)。
最新のIVR技術を取り入れ、基礎的、臨床的検討を行っている。
CT:
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- (1)ダイナミックCTにおける最適造影剤注入法および最適撮像法条件の検討
- (2)高速撮像可能なマルチスライスCTにより収集した高分解能アイソトロピック・ボクセルデータ(isotropic voxel data)の経時的収集による高分解の3次元・4次元画像の再構成システムの開発およびその臨床的有用性の検討
- (3)組織特異性CT造影剤の開発
- (4)CTによる脳、肝臓組織血流量測定(CT perfusion)の為のソフトの開発と臨床応用
- (5)被曝低減のための低線量CTの画質向上の為のソフト・システムの開発と臨床応用
- (6)ダイナミックCTによる乳癌診断
- (7)造影マルチスライスCTによる冠動脈病変の評価および心筋機能診断の検討
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MRI:
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- (1)ダイナミックMRIにおける最適造影剤注入法および最適撮像法条件の検討
- (2)造影MRIによる静脈洞増強効果の検討(血栓症診断)
- (3)脳腫瘍の進展形式と信号教護の相関関係の検討
- (4)組織特異性MRI造影剤を用いた肝癌診断アルゴリズムの構築
- (5)ダイナミックMRIによる乳癌診断
- (6)全身の腫瘍性病変の描出能向上のための、拡散強調画像の撮像法の最適化の検討
- (7)T1値、T2値を用いた高精度の組織コントラスト定量化のシステム構築
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核医学:
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- (1)統合失調症、認知障害における局所脳血流の標準脳統計解析(SPM,3D-SSP)及び、FDGやアミロイド(PIB)を用いた脳代謝の検討
- (2)ガンマカメラ吸収補正システムを用いた心筋血流・新機能定量
- (3)メタストロン(Sr-89)による骨転移疼痛緩和
- (4)ゼヴァリンによる悪性リンパ腫の治療
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IVR:
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- (1)胆管ステントにおける最適留置法の検討
- (2)肝腫瘍に対する動脈塞栓術や動注化学療法などの経カテーテル治療の精度向上の為のシステム・ソフトの開発
- (3)経皮的椎体形成術の検討
- (4)子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓術(UAE)や集束超音波治療(FUS)などの低侵襲性治療の基礎的、臨床的検討
- (5)動脈瘤・動静奇形塞栓術のデバイス、手技の開発
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診療スタッフ
| 放射線診断科 |
担当医師 |
役職 |
専門医資格 |
専門分野 |
石井 一成 |
主任教授・放射線診断科部長 |
放射線診断専門医・核医学専門医 |
放射線診断学・核医学 |
杉本 幸司 |
教授 |
放射線診断専門医・IVR専門医 |
放射線診断学・IVR |
甲斐 田 勇人(兼) |
准教授 |
放射線診断専門医・核医学専門医 |
放射線診断学・核医学 |
兵頭 朋子 |
准教授 |
放射線診断専門医 |
放射線診断学 |
河野 淳 |
准教授 |
放射線診断専門医・核医学専門医 |
放射線診断学・核医学 |
岡田 卓也 |
准教授 |
放射線診断専門医・IVR専門医 |
放射線診断学・IVR |
任 誠雲 |
講師・医局長 |
放射線診断専門医・核医学専門医 |
放射線診断学・IVR |
山田 穣(兼) |
医学部講師 |
放射線診断専門医 |
放射線診断学・核医学 |
松久保 祐子(兼) |
医学部講師 |
放射線診断専門医・核医学専門医 |
放射線診断学・核医学 |
谷 龍一郎 |
医学部講師 |
放射線診断専門医・IVR専門医 |
放射線診断学・IVR |
平山 歩 |
医学部講師 |
放射線診断専門医 |
放射線診断学 |
浦瀬 篤史 |
専攻医 |
救急科専門医・産業医 |
放射線診断学 |
平川 真由美 |
専攻医 |
- |
放射線診断学 |
山形 野々香 |
専攻医 |
- |
放射線診断学 |
藤谷 哲也 |
非常勤 |
放射線診断専門医 |
放射線診断学 |
浜川 岳文 |
非常勤 |
放射線科専門医 |
放射線診断学 |
| 高度先端総合医療センターPET分子イメージング部 |
担当医師 |
役職 |
専門医資格 |
専門分野 |
石井 一成 |
主任教授・部長 |
放射線診断専門医・核医学専門医 |
放射線診断学・核医学 |
細野 眞 |
教授・副部長・(放射線治療科より) |
放射線診断専門医・核医学専門医 |
核医学(内用療法)・放射線防護 |
甲斐田 勇人 |
准教授 |
放射線診断専門医・核医学専門医 |
放射線診断学・核医学 |
山田 穣 |
医学部講師 |
放射線診断専門医 |
放射線診断学・核医学 |
松久保 祐子 |
医学部講師 |
放射線診断専門医・核医学専門医 |
放射線診断学・核医学 |
山田 誉大 |
助手 |
- |
放射線医学・医用画像工学 |
| 近畿大学医学部奈良病院放射線科 |
担当医師 |
役職 |
専門医資格 |
専門分野 |
足利 竜一朗 |
教授 |
放射線診断専門医 |
神経放射線診断学 |
小野 幸彦 |
准教授 |
放射線診断専門医 |
放射線診断学 |
千葉 輝明 |
診療講師 |
放射線診断専門医 |
放射線診断学 |
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外来担当医表
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月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
午前 |
画像診断 IVR
杉本・岡田・谷 |
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画像診断 IVR
杉本・岡田・谷 |
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午前 |
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