2016.10.13 | お知らせ
①対象
当院神経内科を受診され、主治医によりドパミントランスポーターイメージングが必要と判断された患者さま。
②研究機関名
近畿大学医学部附属病院
③意義、目的、方法
2014 年1月にドパミントランスポーターイメージング用放射性医薬品 DaT SCAN(123I-Ioflupan:123I-FP-CIT)が本邦においてSPECT検査用放射性医薬品として承認販売されました。この検査薬によ りパーキンソン病やレビー小体型認知症の臨床診断に用いられるようになり、先行して薬剤を使用してきた欧州の論文により定量解析の必要性が述べられてきま したが、いずれもFBP(Filtered Back Projection)法を用いた画像再構成、吸収補正はChang's法を使用した画像を用いて定性・定量解析が行われてきました。本研究では SPECT撮影後に、従来から当院で使用してきた放射線量を抑えた吸収補正用CTを撮像し、従来の画像再構成(FBP法)を行った画像と、新たな画像再構 成法(OS-EM法:サブセット化による期待値最大化法)でCTを用いた吸収・散乱補正を行った画像等を作成し、定量解析ソフトを使用し、それぞれの関係 を調べます。
④個人情報の扱い
当 院のカルテ、画像などの調査によって得られた個人情報は、本研究のみに用います。中央放射線部に個人識別情報管理者を置き、選択患者さまに対して独自の IDをつけ、生年月日、性別以外の個人情報はすべて匿名化されます。学会にデータを発表する場合にも、個人データは発表されません。個人情報の開示など個 人情報に関する問い合わせは072-366-0221(代表番号)へお願いします。
⑤問い合わせ先
あなたの権利やその他について、さらに詳しくお聞きになりたい場合には下記へお問い合わせ下さい。
研究責任者 近畿大学医学部附属病院 早期認知症センター 教授 石井一成
電話番号 072-366-0221(内線3133)
お知らせ
Information
2024.08.15
9月30日(月)18時より、専門医プログラム説明会(入局説明会)を開催いたします。2024.03.7
MRIにてCADASIL(Cerebral autosomal dominant arteriopathy with subcortical infarcts and leukoencephalopathy)様の所見を呈する視神経脊髄炎スペクトラム障害の疫学調査2024.01.25
MRIを用いた橋内三叉神経路の関与における多発性硬化症と視神経脊髄炎スペクトラム障害の鑑別2023.08.22
近畿大学病院 放射線科で臨床研究「アルツハイマー病の病態を反映する血液バイオマーカーの開発と、その実用化に向けた多施設共同研究による検証」にご参加された患者様・ご家族の皆様へ2023.03.20
血管肉腫の画像所見とその予後関連因子の調査に関する研究カテゴリ一覧
Category List