2017.03.13 | お知らせ
研究課題名
唾液腺原発腺房細胞癌のMRI所見の検討
①対象
2003年1月1日から2016年12月31日の期間に、唾液腺原発腺房細胞癌の確定診断がなされ、近畿大学でMRI検査が行われた方のMRI画像が対象となります。
②研究機関名
近畿大学医学部附属病院
③研究の意義・目的
唾液腺原発腺房細胞癌は、発生頻度が全唾液腺腫瘍の5%以下と比較的まれな低悪性度癌である。本腫瘍は緩徐な発育を示し,他の発現症状も良性腫瘍に類似している。このため時に診断が遅れ、そのため腫瘍死の転機をたどる事もある。そこで我々は過去15年間の間に確定診断がなされた唾液腺原発腺房細胞癌のMRI所見を検討し、早期診断の助けになる所見がないかを検討することを目的としています。
④研究の方法
2003年1月1日から2016年12月31日において、近畿大学病院で撮影された頸部MRI画像を、病院内の画像診断用コンピュータを用いて解析します(後ろ向き研究)。新たに患者さまに負担をおかけすることはありません。
⑤個人情報の扱い
当院のカルテ、画像などの調査によって得られた個人情 報は、本研究のみに用います。放射線診断科に個人識別情報管理者を置き、選択患者さまに対して独自の ID をつけ、年齢、性別以外の個人情報はすべて匿名化されます。学会にデータを発表する場合にも、個人データは発表されません。 個人情報の開示など個人情報に関する問い合わせは 072-366-0221(代表番号)へお願いします。
⑥問い合わせ先と、参加拒否の権利
この研究についてあなたの権利やその他について、さらに詳しくお聞きになりたい場合には下記の実務担当者にお問い合わせ下さい。また、あなたのCT画像を研究に用いて欲しくないと思われた場合には、以下の実務担当者に遠慮なくご連絡ください。それがあなたの治療方針に影響を与えることはありません。
研究責任者 近畿大学医学部附属病院 放射線診断科 教授 村上卓道
実務担当者 近畿大学医学部附属病院 放射線診断科 講師 柏木伸夫
電話番号 072-366-0221(内線3133)
2016.11.18 | お知らせ
研究課題名
上顎洞根本術(Caldwell-Luc術)後における眼窩下神経管拡大の調査
①対象
2014年1月1日から2016年5月31日までに近畿大学医学部附属病院で、副鼻腔部CT検査が行われた方の、CT画像が対象となります。
②研究機関名
近畿大学医学部附属病院
③研究の意義・目的
眼窩下神経管は、三叉神経第一枝(眼窩下神経)のメルクマールとして、画像で描出できる骨性構造であります。 この眼窩下神経管の拡大は病的なものであると報告されていましたが、 我々は上顎洞根本術(Caldwell-Luc術)の手術による変化としても、おこりうる事を発見いたしました。 この術後変化としての眼窩下神経管の拡大をビッグデーターで確認し、病的なものと誤認しない必要がある旨を英文論文、国際学会で発表し啓蒙する事を目的としています。
④研究の方法
2014年1月1日から2016年5月31日までに近畿大学病院で撮影された副鼻腔CT画像を、病院内の画像診断用コンピュータを用いて解析します(後ろ向き研究)。新たに患者さまに負担をおかけすることはありません。
⑤個人情報の扱い
当院のカルテ、画像などの調査によって得られた個人情 報は、本研究のみに用います。放射線診断科に個人識別情報管理者を置き、選択患者さまに対して独自の ID をつけ、年齢、性別以外の個人情報はすべて匿名化されます。学会にデータを発表する場合にも、個人データは発表されません。 個人情報の開示など個人情報に関する問い合わせは 072-366-0221(代表番号)へお願いします。
⑥問い合わせ先と、参加拒否の権利
この研究についてあなたの権利や その他について、さらに詳しくお聞きになりたい場合には下記の実務担当者にお問い合わせ下さい。また、あなたのCT画像を研究に用いて欲しくないと思われた場合には、以下の実務担当者に遠慮なくご連絡ください。それがあなたの治療方針に影響を与えることはありません。
研究責任者 近畿大学医学部附属病院 放射線診断科 教授 村上卓道
実務担当者 近畿大学医学部附属病院 放射線診断科 講師 柏木伸夫
電話番号 072-366-0221(内線3133)
2016.10.13 | お知らせ
①対象
20歳以上で、2016年3月から2018年12月31日までの期間、通常の診療で行われているガドキセト酸 (薬剤商品名EOB・プリモビスト)を用いた肝臓の造影MRI検査を受けられるかた
②研究機関名
近畿大学医学部附属病院
③研究の意義・目的・方法
ガドキセト酸は、ガドリニウム製剤の中でも 比較的新しいMRI用造影剤です(2008年に本邦で使用開始)。本剤は肝腫瘍について高い診断能をもち、国内では現在、肝造影MRI検査の大多数がガド キセト酸を用いて行われています。今後も患者さんに安心して検査を受けていただくため、造影MRI検査による副作用の発現頻度と画質について、日本国内で 多施設共同研究を行っています。
この調査は「ガドリニウム造影剤に関連した調査研究」として、当院の倫理委員会の承認を得て実施しています。
検査方法や副作用を含む検査安全の確認方法は、当施設で日常行われている診療と同じですので、患者さんに新たな費用や負担が生じることはありません。
④個人情報の扱い
当院のカルテ、画像などの調査によって得られた個人情 報は、本研究のみに用います。放射線診断科に個人識別情報管理者を置き、選択患者さまに対して独自のIDをつけ、生年月日、性別以外の個人情報はすべて匿 名化されます。学会にデータを発表する場合にも、個人データは発表されません。個人情報の開示など個人情報に関する問い合わせは 072-366-0221(代表番号)へお願いします。
⑤問い合わせ先
あなたの権利やその他について、さらに詳しくお聞きになりたい場合には下記へお問い合わせ下さい。
研究責任者 近畿大学医学部附属病院 放射線診断科 教授 村上卓道
電話番号 072-366-0221(内線3133)
2016.10.13 | お知らせ
子宮,卵巣の病変に 関して、骨盤部のMR画像を解析し、良性と悪性の鑑別にあたって役立てるよう研究を行っています。子宮と、心臓の性状が良く似ているので、比較のために心 臓MRも解析を行っています。参加する・しないは患者さま本人の自由意志によります。どうぞご協力いただけますようお願い申し上げます。
研究課題名
MRIによる信号強度からみた、女性骨盤内腫瘍の良悪性鑑別についての検討
①対象
20歳以上で、2006年4月以降に骨盤MR検査あるいは心臓MR検査を受けられたかた。さらに病巣の性状の基準があるため、上記のかたの一部が対象となります。
②研究機関名
近畿大学医学部附属病院
③研究の意義・目的
女性には子宮/卵巣という特有の臓器がありますが、 ここに生じた病変を画像に映し出して診断するにあたり、MRIは有用であることが多くの研究によって認められ、MRIの普及した先進国では一般的な検査法 となっています。MRIの機器(パソコンに例えれば、本体の部分)と、その撮影法(パソコンに例えれば、ソフトウェアの部分)は進歩を続けており、より正 確な診断を追求する努力が、国内外で続けられています。 本研究は、子宮や卵巣の病変のMR信号を測定したり、子宮が行う蠕動運動の様子を画像で解析することによって、良性病変と悪性病変の違いをより客観的に表 すことを目的としています。また、子宮と心臓は、どちらも厚い筋組織で出来ているという共通点があり、両者を比較することで、新しい診断の手かがりが得ら れないかと考えています。これらの解析から、子宮や卵巣病変のMR画像が、より正確に良性/悪性病変の鑑別に役立つものとなり、より的確な治療戦略に結び つくように期待しています。
④研究の方法
今までに撮影されたMR画像を、病院内の画像診断用コンピュータを用いて解析します(後ろ向き研究)。新たに患者さまに負担をおかけすることはありません。
⑤個人情報の扱い
当院のカルテ、画像などの調査によって得られた個人情 報は、本研究のみに用います。放射線診断科に個人識別情報管理者を置き、選択患者さまに対して独自の ID をつけ、年齢、性別以外の個人情報はすべて匿名化されます。学会にデータを発表する場合にも、個人データは発表されません。 個人情報の開示など個人情報に関する問い合わせは 072-366-0221(代表番号)へお願いします。
⑥問い合わせ先と、参加拒否の権利
研究の目的を含む研究の実施につい て、上記の情報を当科ホームページ(https://kindai-radiol.jp/wp/study/)上で公開しています。あなたの権利や その他について、さらに詳しくお聞きになりたい場合には下記へお問い合わせ下さい。また、あなたのMR画像を研究に用いて欲しくないと思われた場合には、 遠慮なくご連絡ください。それがあなたの治療方針に影響を与えることはありません。
研究責任者 近畿大学医学部附属病院 放射線診断科 教授 村上卓道
実務担当者 近畿大学医学部附属病院 放射線診断科 准教授 今岡いずみ
電話番号 072-366-0221(内線3133)
2016.10.13 | お知らせ
①対象
過 去3年間(平成23年7月1日から平成26年6月30日)に、転移性脳腫瘍と診断された患者でGd造影剤を使用して頭部のMRI検査が施行された患者さん です。入院・外来は問いません。研究全体として600名の患者さんの検査情報収集を予定しており、当院では20名の患者さんの検査情報を本研究のために収 集させていただく予定です。
②研究機関名
近畿大学医学部附属病院
③研究の意義
転移性脳腫瘍の検索目的でのGd造影MRI検査において、最適な造影剤注入後の待機時間を実用的な範囲で検討することで、最適な待機時間が明らかにされれば、病変検出率が改善することが期待され、より適切な治療につながると考えられる。
④研究の目的
転移性脳腫瘍症の造影MRI画像を後方視的にレビューし、撮像までの待機時間による病変の検出率、周囲脳実質に対する信号強度比の変化を検討することにより、病変検出に最適な撮像タイミングを探ること。
⑤研究の方法
本研究では、これまでに撮影したMRIの画像およびその際 の撮影方法、カルテの情報を用い,Gd造影剤を注射してから撮影するまでの時間と病変の検出率の関係、周囲の正常な脳と病変の信号強度比の変化を評価しま す。カルテを調べて調査することが主な調査方法です。調査項目は、患者さんの性別、年齢、体重、既往歴、MRIの撮影方法、画像診断です。
⑥研究機関
倫理委員会審査承認後 ~ 2016年9月30日
⑦個人情報の扱い
収集した情報は名前、住所など患者さんを特定できる個人情報は完全に匿名化いたしますので、個人を特定できるような情報が外に漏れることは絶対にありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。
⑧利益相反について
本研究に関してはバイエル薬品株式会社より、臨床研究契約に基づく資金提供を受けていますが、研究の実施および評価に影響を及ぼすことはありません。本研究は資金源に関係なく公正に行われます。
⑨問い合わせ先
上記期間中に造影剤を使用した頭部MRI検査を受けられた患者さんで、ご自身の検査結果などの研究への使用をご承諾いただけない場合は、下記の問い合わせ先までご連絡ください。ご協力よろしくお願い申し上げます。
研究責任者 近畿大学医学部附属病院 放射線診断科 教授 村上卓道
実務担当者 近畿大学医学部附属病院 放射線診断科 准教授 足利竜一朗
電話番号 072-366-0221(内線3133)
お知らせ
Information
2024.03.7
MRIにてCADASIL(Cerebral autosomal dominant arteriopathy with subcortical infarcts and leukoencephalopathy)様の所見を呈する視神経脊髄炎スペクトラム障害の疫学調査2024.01.25
MRIを用いた橋内三叉神経路の関与における多発性硬化症と視神経脊髄炎スペクトラム障害の鑑別2023.08.22
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